【特集2】
インプラント治療ができる
クリニックのかしこい選び方とは？
【東信エリア版】

インプラント治療を成功させるには、治療を開始する前の入念なシミュレーションが大きなカギとなります。そのため、治療に関する設備がしっかりと整えられているクリニックがおすすめ。具体的には、精度の高い検査ができる歯科用CTや、歯の細かい部分まで見ることができるマイクロスコープを導入しているクリニックが望ましいでしょう。

外科手術を伴うインプラント治療では、徹底した衛生管理が行われているかも重要なポイントです。院内は清潔に保たれているか、器具の滅菌・消毒のための設備が整えられているかなども一緒にチェックしておきましょう。

何らかのトラブルで治療した歯が割れたり、欠けたりした場合に再治療ができるよう、インプラント治療への保証制度を設けているクリニックがあります。
インプラントの保証制度というのは、保証期間内であれば歯が割れたり、欠けたりした場合にクリニックが治療費用を全額または一部負担してくれるというもの。インプラント治療は決して安いものではありませんので、万が一の保証制度が設けられていると安心して治療を受けることができます。
ただし、インプラント治療は基本的に自由診療ですので、保証期間や内容はクリニックが独自に設定している場合がほとんどです。保証の有無や保証内容について、あらかじめクリニックに確認しておきましょう。

実際にクリニックで治療を受けた人の声も参考にしてみましょう。スタッフの対応や院内の環境・雰囲気など、HPを見ただけではわからないこともリアルに知ることができるので、参考になる情報が見つかるはずです。
またドクターの対応はどうか、相性は良さそうかどうかなど、口コミ評判を見ながら情報収集しておくのもおすすめ。

インプラント治療に関する治療の選択肢についても確認しておきましょう。
インプラント治療とひとくちに言っても、1本～数本、場合によってはまったく歯がない人のインプラント治療など、患者の要望はさまざま。
希望する治療法が可能なのか、ひとりひとりの状態に合わせて柔軟に対応できるクリニックであることが望ましいでしょう。

担当するドクターの、インプラント治療に関する資格や実績の有無について確認しましょう。
日本口腔インプラント学会の専門医や指導医など、厳しい認定基準のある資格は技術力の目安になります※。

※日本口腔インプラント学会の専門医は、「同学会に正会員として5年以上所属しており、インプラントの知識と技術を有し、認定資格の条件を満たしたうえで専門医試験に合格した者」。指導医は「正会員歴10年以上。インプラント治療の指導的な知識と技能を有しており、口腔インプラント指導医申請資格条件を満たしたうえで指導医試験に合格した者」と定められています。
参照元：日本口腔インプラント学会（https://www.shika-implant.org/certification/specialty/kitei.html）

もちろん、会員として、定期的に勉強会へ参加しているか？技術向上のための研鑽を行っているかなどもポイントです。
インプラント治療には高い技術が必要とされるため、実績や症例数が豊富なドクターにお願いするのがおすすめです。

インプラント治療を行うためのクリニック選びのポイントを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？
インプラント治療はまとまった費用と時間がかかるもの。上記の点に注意しながら、自分に合ったクリニックを選択をしましょう。これらの項目に明記がない場合は、治療を開始する前にできるだけクリニックへ確認しておくことをおすすめします。