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インプラントオーバーデンチャーは、インプラントを使用した総入れ歯です。同じような治療に、オールオンフォーなどがありますが、基本的には異なる治療法です。大きな違いは、オールオンフォーが固定式であるのに対し、インプラントオーバーデンチャーは可撤式(取り外し可能)となります。また、オールオンフォーは上部構造が口蓋部まで覆わないのに対し、インプラントオーバーデンチャーは、口蓋部まで樹脂で覆われる、といった違いがあります。
インプラントオーバーデンチャーは、インプラントを使用して固定するため総入れ歯と比較して安定感があります。総入れ歯では咀嚼がしにくいと感じている方でも、しっかりと噛めるようになる可能性が高くなるでしょう。また、安定感があるため、発音が明瞭になります。
インプラントオーバーデンチャーは、総入れ歯とオールオンフォーなどの中間的な治療とも言えます。総入れ歯はメンテナンスしやすいですが、噛む力が弱く、オールオンフォーは噛む力は強いですが、メンテナンスがしにくいです。インプラントオーバーデンチャーの場合、噛む力も安定していて、取り外し可能なため、自分でメンテナンスがしやすいというメリットがあります。
インプラントオーバーデンチャーの治療には、総入れ歯と違って、必ず外科手術が必要です。片顎に対して4本から6本のインプラントを埋入しますので、身体への負担になることは避けられません。
歯を失った場合、まず考えられるのは総入れ歯です。それは、総入れ歯が保険適用の治療だからです。一方で、インプラントオーバーデンチャーは、保険の適応はなく、自由診療となります。症状にもよりますが、片方の顎で数十万から百万以上の費用がかかりますので、経済的な面も考慮する必要があるでしょう。
参照元:中平歯科医院(https://www.nakahirashika.com/implant_overdenture)
インプラントオーバーデンチャーでは、インプラント埋入手術をおこないます。手術方法は、患者の症状に合わせて、1回法、2回法、すぐに仮歯を装着できるかなど、さまざまな検証をおこない実施します。
前述したように、インプラントオーバーデンチャーはインプラントに入れ歯を接続しますが、その方法により3種類に分けられます。1つ目はロケーターアバットメントと言って、ボタンのようにはめるタイプのもので外しやすい特徴があるもの。2つ目はボールアバットメントで、ボール形状のアバットメントに入れ歯を装着し、高い安定性があるもの。そして、3つ目は、バーアバットメントで、強固な固定が得られますが、外しにくい一面があります。
入れ歯を使用している方で、歯がぐらついて上手く噛めない、噛むと歯に痛みを感じる場合、インプラントオーバーデンチャーを検討してみてはどうでしょう。インプラントオーバーデンチャーは、総入れ歯よりも安定して食事や会話を楽しむことが可能であり、高齢者にとってからだの負担も少ない治療法だとされています。
しかし、ご紹介してきたように、外科手術が必要で費用も高額になります。また、症状により受けられないこともあるので、インプラントオーバーデンチャーを希望する場合には、事前に歯科クリニックで十分に説明を受け、相談しましょう。
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